個別受注型製造業におけるスケジューリングについて。
個別受注型製造業におけるスケジューリングについて。
今日は朝から小雨がぱらついています。一雨ごとに春に近づいているのでしょうが、晴れた日のほうが好きです。
今日から、オープン戦が始まります。名古屋ドームでカープ戦です。
投手陣は今年も順調のようですが、打撃の方が、まだまだです。
若手の、堂上兄弟、平田、福田等活躍を期待します。
新人の高橋は何かしてくれそうです。帰ってきた主砲の山崎も楽しみです。
ドラゴンズの今年のスローガンはファンと共にですが、勝たないと、つまらないので高木監督はじめ選手一同、頑張れ!
名古屋国家の『燃えよドラゴンズ』で応援するでよ! (河村語録◎「燃えよドラゴンズ」を国歌に...)
遠ーい夜空に こだ~まするー
竜ーの叫びを 耳にしてー
ナーゴヤドームに つめ~かけた
僕らをじぃーんと しび~れさす
いいぞ!がんばれ!ドラ~ゴンズ
燃えよ!ドラゴンズー!
生産性の定義
システム化するにあたり、経営層からは生産性を向上したい、どの部門がどれだけ稼いでいるか知りたいという事をよく聞き、当方としても何とかしたいのですが、なかなか難しいテーマの為、課題として書こうと思います。
生産性の定義も各種ありますが、何かの基準値に対して向上したとか、低下したとかの判断が必要になります。
また部門間でどれだけ稼ぐといっても、売上高なのか、利益なのか、はたまた、営業部門と製造部門間の切り分け等、明確にしなければ実現する事は難しいです。
実現方法
今回は各工程の見積時間を求めて、その時間を100として、見積時間に対しての達成率を生産達成率とする例を書こうと思います。
また、ここで求めた見積時間でガントチャート、負荷山積グラフにも利用できます。
- 見積時間の求め方
- 加工サイズによって計算式から自動算出できる工程。
- 切断加工(棒材、板型切、シャーリング等)
- 曲げ加工(材料サイズと曲げ係数によって算出)
- 溶接加工、塗装加工(構成部材のサイズ、個数)
- 工程内で別途加工種別を登録して求める工程。
- 機械加工(加工サイズ、個数をベースに算出)
- 機械加工(加工サイズ、個数をベースに算出)
- 一定の値で算出する工程。
- 検査工程等(基準値を決めて、自動算出させる)
- 検査工程等(基準値を決めて、自動算出させる)
- 人間の経験値を登録する工程。
- 組立工程
- 加工サイズによって計算式から自動算出できる工程。
以上、出来るだけ人間の経験値での登録を減らせる事が、キイポイントです。
ここで算出された見積時間を、徐々に実際の標準時間と思われる値に近づけてゆきます。
- 内部で計算を行う為には、加工形状とそのサイズが、システムに登録されていなければなりません。その為、受注画面では形状イメージを表示して、サイズポジションを統一させ、内部で各種矛盾チェックをして、クリーンデータを登録して、そのまま製造指示伝票が作成されます。
- 指示作業区分に従い工程展開を行い見積原価を算出します。
- 指示作業区分に従い工程展開を行い工程指示データを作成します。
- 製造部材の加工形状に従って鋼板、棒材、異型材、曲げ加工をイメージ表示してサイズ登録ミスを無くします。
- 加工形状に従って登録したサイズで重量計算を行います。
- サイズは8サイズまで登録出来ます。
- 登録したサイズは記号編集付きで表示されます。
見積時間を簡略化して求める方法として、売価から逆算で算出する方法もありますが、考え方にもよりますが、売価基準で生産性を云々されたのでは生産側としては、つらいものがあると思います。
しかし、上記方法で見積時間を求める事をシステム化しても、個別受注生産では、なかなか見積時間を求めることは難しく、私としても、これからお客様と、より現実的で運用しやすいシステム化を目指してゆきます。
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