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組立加工システム『組立名人』が出来るまで他

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今日から週の始まりです。名古屋は快晴です。
10時頃久々に、元共同通信のK氏から連絡が入り、近くでお茶を飲んで、今帰ってきました。K氏は職業柄さすがに、過去現在の史実に詳しい方で、今日は雑談の中で河村市長の南京虐殺の件から、名古屋と中国のピンポン外交について話を聞き、色々と考えさせられました。ピンポン外交とは...

藤鉀二 (ごとうこうじ:日本卓球連盟会長、愛知工業大学学長) 氏(1906-1972)。後藤氏は、世界最強の実力を持ちながら、政治的理由から世界選手権に参加していなかった中国チームの招聘を、何としてでも実現しようと動き始めた。卓球で世界一の実力を持つ中国チームのいない世界選手権はあり得ないと考えたからだ。だが、その前には大きな壁が立ちふさがっていた。

しかし後藤氏は、「隣の大国である中華人民共和国との友好は、今後の平和のためにも絶対に必要なことだ」という信念のもと、台湾ではなく中国へ招待状を送った。しかし、中国政府からの返事はなかなか来ない。そこで後藤氏は自ら北京へ赴き、中国政府に対し「卓球を通じて日中の友好を深めよう。それが将来の日中国交正常化の架け橋になる」と説得した。対面したのは周恩来総理。後藤氏の熱意に打たれた周総理は「後藤氏のような友好人士は支持しなければならない」と最終決断を下し、中国の世界卓球大会参加が決まった。

これをきっかけに、その後アメリカ選手団は北京を訪問。そこで受けた熱烈な歓迎は、中国側からの「中米関係改善を望む」というサインだった。アメリカ側は中国の意思を理解し、当時のアメリカ大統領補佐官・キッシンジャー氏の極秘訪中を経て、1972年2月にはニクソン大統領の中国訪問が実現。それが1979年のアメリカと中国との国交樹立に結びついた。

また、1972年9月には日本の田中角栄総理も中国を訪問し、日本と中国の国交正常化が果たされた。

後藤氏の熱意が中国卓球チームの参加を実現させ、さらにそれが米中、日中国交回復という大きな歴史的転換点をつくりだしたのだった。もし、この大会への中国選手団の参加がなければ、米中、日中の国交回復はもっと遅れ、中国の国際舞台への登場もずっと後になり、世界の現代史そのものも変わっていたのではないだろうか。

以上、株式会社 エイ・ワークス サイトより抜粋しました。

以上、中国は名古屋企画のピンポン外交で国際社会に対し国交を樹立させ、日本とも翌年国交正常化が果たされました。そういう点で中国人は歴史認識が高く今でも名古屋に来ると一番の人気スポットは、「第31回世界卓球選手権大会(名古屋大会)」が開催された、愛知県体育館という話を聞き、改めて国民性の違いを実感しました。

名古屋と中国は歴史的に深いつながりがあったのです。河村市長が発言した時は、勇気ある発言と日本人として少し見直したのですが、今となっては何故、名古屋市長が今更という感もあります。しかし今後どのように展開して行くのでしょうか見守りたいと思います。

その後で、お返しにスマフォの設定をして喜んでいただけました。



筐体製造、組立、配線

さて、今日は組立名人が出来るまでにつきまして書こうと思います。
今までは、一鉄(メタルマン)、メタルマイスターと、材料屋さんのシステムを発展させてきました。

その為、材料管理がきめ細かく、一般製造業では、そんなに細かな管理は不要という事で、思い切ってシステム機能をスリム化しました。

それと今までは受注画面で製造指示まで行わせていた為、受注登録処理がシステム的に複雑になって、受注の修正も着手後は製造の方も影響が出る為、運用もそれなりに行わなければなりません。

組立がメインの場合、受注で製造指示まで登録は当然出来ませんので、受注と製造指示は完全に切り離しました。

しかし参照受注で登録した場合は、全製造手配情報まで引用で登録できるようにしました。

次のテーマは部品表の階層をどこまで持たせるかでした。

親-子-孫-ひ孫等々です。階層を多く持たせるとシステムも運用も大変になってきます。今システムは個別受注型システムで半製品の在庫は持たないという前提の下に作成しましたので、部品表の階層は①製品②子部品③子部品の材料③’製造工程と、2階層で構築しました。

データ構造としては①受注TR②作番TR③部材手配TR③’工程手配TR

製造指示画面では製品に対し、小作番毎に構成部品の製造指示を登録します。
①構成材料をサイズ別に手配登録と外注加工手配を登録します。
②構成部品の加工登録(工程)を行います。

この製造指示登録は部品点数分小作番を採番して、サイズ別に構成材料を登録しなければなりません。

そこで、過去に登録した類似部品の図面番号を調べて(別途検索機能で調べます)それを登録する事で、全構成材料の手配情報と工程情報を自動取得して登録できます。

これで繰り返し受注のある類似品についての登録作業は簡略化されました。

製造指示の登録が終了すると以降は製造指示書、注文書の作成と、実績登録を行うだけです。実績登録はハンドスキャナでバーコードを読み込ませます。

ハンドスキャナの価格は数千円と、安いだけあって、バーコードの読み込みはハンディターミナルに比べると、かなり読み難いです。

まあ、うん十万円と数千円だからしようがありません!

今回積算計算処理も導入しました。建築関係の積算は市場に多く出回っていますが、製造業の積算は見かけません。

CADで計算できてしまうからでしょうか?積算計算につきましては後日書きます。

組立名人はとてもコンパクトで且つ、部品点数が多い製品の場合でも運用がしやすく、つい組立名人などと少し大げさな呼称にしました。

今年は組立名人をメインに販売して行きます。

製造業

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