板取作業指示
板取作業指示について
板取作業指示の目的。
- 母材を有効に切断して無駄を無くして歩留を上げます。
- 実績登録が簡単で正確に行えます。
- 1枚の母材で切断する作番が何十点あってもワンタチチで実績登録が出来ます。
- CADからのネスティング情報を板取指示に取り込むことも可能です。
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板取作業Noで括られ、以降の材料出庫と切断時には、個々の作番で登録しなくても板取作業Noをバーコードで読ませるだけで個々の作番に対して、実績処理が行われます。
板取作業指示の流れについて
- 板取作業指示
- 条件指定
- 納期 切断機械 倉庫 材料コード 板厚で対象データを絞り込んで画面に表示させる。
- 表示された切断対象の作番から指定した母材で切断する作番を決定して登録します。
- 登録後、板取作業指示書が発行されます。
- 板取作業指示書を表紙に、明細には部材加工指示書を添付して現場に回します。
- 条件指定
- 板取材料出庫処理
- 材料倉庫では、板取材料出庫処理で材料を出庫します。
- 板取作業Noをスキャンします。
- 実際に出庫する現品Noをスキャンします。指定した現品と違う場合は警告を表示します。
- これで指定した母材は出庫され、板取作業指示書内で括られている作番に対しては材料が入庫済になります。
- 材料倉庫では、板取材料出庫処理で材料を出庫します。
- 板取切断着手処理
- 切断工程では板取切断着手処理でで切断を開始します。
- 板取作業Noをスキャンします。
- これで指定した板取作業指示書で括られた作番の切断工程は着手済になります。
- 切断工程では板取切断着手処理でで切断を開始します。
- 板取切断完成処理
- 切断が完成時は、板取切断完成処理で完成処理を行います。
- 完成時は板取作業Noを指定します。
- 作番を指定します。先に完成した作番から次工程に流す為、個々に完成処理ができます。
- 切断が完成時は、板取切断完成処理で完成処理を行います。
板取作業指示で行うと1枚の母材で切断する作番が何十点あってもワンタチチで実績登録が出来ます。
参考 ネスティング歩留りを把握できて且つスクラップを原価に反映させる
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